桜の花の満開も過ぎ、今日はひらひらと花吹雪。
路面がピンク色の絨毯です。
先日新聞に面白い記事が載っていました。
アリの集団は常に全ての個体が働くより、働かないアリがいた方が長く存続できることを北海道大学の研究チームが突きとめたということです。
働き者のアリが疲れて休んだ時に、怠け者とみられていたアリが代わりに働くという、「一見無駄な働かないアリも、集団の長期的存続には欠かせない。人間も含め、短期的効率を求めすぎると、組織が大きなダメージを受けることがある」と指摘しています。
昨今「一億総活躍社会」と掛け声が飛び交っていますが、潤滑な生活には気持ちのゆとりや休息は欠かせません。働くばかりで疲れて体を壊したら元も子もありません。
実際のアリの観察でも、働き者が疲れて休むと、怠け者が働きだすことが確認されたということです。
我々人間社会も参考になりそうです。
昭和記念公園