平成30年、敬老の日を前にして総務省が発表した人口推計によると、70歳以上が総人口の20.7%、2,618万人(国民5人に1人の割合)、65歳以上の高齢者は3,557万人で過去最多となった。
国立社会保障人口問題研究所の推計では2040年(約20年後)には全人口の35.3%まで上昇する見通しです。
今、高齢者で問題視されていることは、多くの種類の薬を服用していることが挙げられます。飲み合わせが悪かったり、効き過ぎたりすると、ふらつきなどの副作用を起こす危険があります。中には認知症の症状が進行したと間違えられるケースもあります。
特にさまざまな診療科を重複受診した時に「眠れない」と訴えると、睡眠薬が重複する場合があり注意が必要です。
睡眠薬には筋肉の動きを弱める作用があり、飲み過ぎたり、効き過ぎたりすると、ふらつき転倒の恐れがあり要注意です。
担当医としっかり原因をつかむことが大事です。
高齢者が薬を服用する際の注意点
@若い時と薬の効き方が変化する
A主治医に相談し薬に頼らない方法を選ぶ
B他科受診時に使っている薬を伝える
Cかかりつけ薬局を決めておく
薬の重複や飲み過ぎによる原因不明の「不定愁訴」にならないように気をつけましょう。
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