2019年02月03日

高齢者と薬の多剤服用の注意

平成30年、敬老の日を前にして総務省が発表した人口推計によると、70歳以上が総人口の20.7%、2,618万人(国民5人に1人の割合)、65歳以上の高齢者は3,557万人で過去最多となった。

国立社会保障人口問題研究所の推計では2040年(約20年後)には全人口の35.3%まで上昇する見通しです。

今、高齢者で問題視されていることは、多くの種類の薬を服用していることが挙げられます。飲み合わせが悪かったり、効き過ぎたりすると、ふらつきなどの副作用を起こす危険があります。中には認知症の症状が進行したと間違えられるケースもあります。
特にさまざまな診療科を重複受診した時に「眠れない」と訴えると、睡眠薬が重複する場合があり注意が必要です。
睡眠薬には筋肉の動きを弱める作用があり、飲み過ぎたり、効き過ぎたりすると、ふらつき転倒の恐れがあり要注意です。
担当医としっかり原因をつかむことが大事です。

高齢者が薬を服用する際の注意点
@若い時と薬の効き方が変化する
A主治医に相談し薬に頼らない方法を選ぶ
B他科受診時に使っている薬を伝える
Cかかりつけ薬局を決めておく

薬の重複や飲み過ぎによる原因不明の「不定愁訴」にならないように気をつけましょう。



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posted by ケンラク at 16:54| 日記

2019年01月05日

平成から新元号時代へ・・・

あけましておめでとうございます

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(↑雲間から見えた初日の出)


今年は平成から5月1日に新元号へと変わる。
現天皇は平成の30年間 日本は戦争のない時代であったと振り返られた。
しかし、自然災害が増大した。「今まで経験のしたことのない」という発表を何度も耳にした。地震、台風、大雨等による洪水や土砂崩れ、自然災害がエスカレートしている。
政治・経済にしても近年心穏やかとはいえない。
現政権下では国民に理解しがたいことが多発している。少子・高齢化は年々さまざまな先行き不安を隠せない。
国の借金は1,100兆円。国民1人あたり800万とも900万円ともいわれる借金を背負っている勘定だ。
戦争のない日本でありながら増大する防衛費、戦闘機よりも社会保障の方が重要だと思うがどうだろう。
陛下がおっしゃられる「平和で安堵な世」が続いて欲しいものだ。

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昨年9月 国立がん研究センターの発表によると、2018年度ではがんと診断される人は101万4千人になると予測されています。
2014年度では部位別で男女合計で最も多かったのは、大腸がんの13万4千人で、13年に1位の胃がんを抜いた。
男性では1位が胃がん8万7千人、2位が肺がん、3位が大腸がん。
女性では1位が乳がん7万6千人、2位が大腸がん、3位が胃がん。
担当者は「喫煙や食塩の取り過ぎなどの生活習慣ががんになる可能性が高い」と述べていた。
一生のうちに、がんになる確率は男性62%、女性47%。がんで死亡するのは男性4人に1人、女性は6人に1人と予測している。

数値的にみると、恐ろしい数字だ。日々の生活習慣を見直し、健康で楽しい人生を送りたいものですね。

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posted by ケンラク at 23:15| 日記

2018年09月19日

75歳以上 5人に1人が要介護に

新聞広告にこんな事が載っていました。
介護を必要とする人が増え続けている。
ある調査によると、介護が必要な期間は約5年。
月額費用は約8万円になるという。

年齢とともに体の悩みは増えるもの。運動量が減ると食欲が落ち、栄養不足から筋肉量も低下して、ますます運動をしなくなってしまう。そうやって悪循環に陥ってしまう。

一般に筋肉量は40歳頃から減り始め、高齢者では1年に5%も減少する場合さえあるという。
「階段の上り下りがつらい」「歩くスピードが遅くなった」と感じ始めたら、それは筋肉量が不足し始めたかもしれない。

適度な運動を続け、筋肉に必要な栄養をしっかりとれば、筋肉は何歳になってもまた増やすことは可能だという。
自分のことは自分でできる、「健康自立生活」を心掛けましょう!



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posted by ケンラク at 10:24| 日記