2017年(平成29年)酉年が始まりました。
元旦の朝は雲一つなく、穏やかな日本晴れの「初日の出」を拝むことができました。
恒例の参神社・壱寺詣りをして、今年の健康と商売繁盛を祈願してきました。
皆様もよい一年でありますように!!
最近、第三の脂肪「異所性脂肪」という言葉を耳にすることがあります。
今まで 同じ脂肪でも体内のたまる場所によって、二つのタイプに分かれていました。
@皮下脂肪
・二の腕やおしり、太もも、腰まわりなどの皮膚の下に蓄積。
・体温を下げない役割のほか、外部からの衝撃を和らげるクッションのような役割もあります。
A内臓脂肪
・腸間膜という腸を固定する膜や内臓の周りに蓄積する脂肪
しかし、それぞれ脂肪がたまり過ぎると・・・
@皮下脂肪型肥満・・・洋ナシ型肥満
A内臓脂肪型肥満・・・おなかがぽっこり出た感じのリンゴ型肥満
・糖尿病、皮質異常症、高血圧などの生活習慣病の要因になる。
B第三の脂肪「異所性脂肪」
脂肪は本来、脂肪細胞のある場所にたまっていくが、カロリーオーバーの状態が続くと、脂肪細胞内に収まらなくなり「異所」つまり臓器や、筋肉細胞の中にたまっていき、「異所性脂肪」は肝臓、すい臓、心臓など 様々な臓器の機能を低下させ、働きを悪くしていきます。
◎「異所性脂肪」の蓄積に気をつけたい人
・40歳以上の男性、または閉経後の女性
・体重が増えてないのに最近ベルトがきつくなっている
・筋力が衰えているのに体重が変わらない
・お酒をほとんど飲まないのに、肝臓の異常が分かる血液検査の項目「GOT」と「GPT」の数値が高くなった
・食生活が不規則な人
◎「異所性脂肪」の予防には
バランスの良い食生活と適度な運動習慣で十分効果があるということです。一般的には内臓脂肪量が多い人は「異所性脂肪」の量も多いと考えられています。普段の生活習慣をもう一度見直してみましょう。
健康はすべてのスタートラインです!!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。